The Prince of Wales チャールズ皇太子

 チャールズ皇太子の話題です。ダイアナ妃との問題もあって人気も今一つのチャールズ皇太子がオーストラリアにやって来ました。ちなみに皇太子は高校生活をメルボルン近郊で過ごしています。

 前述の発砲事件ですが、カンボジア難民の息子の大学生が、抑留されているカンポジア人の窮状を訴えるため、チャールズ皇太子に向かって銃を撃った事件です。もっとも殺害の意志はなく、犯人は精神科医の監督下に置くという条件で保釈されました。銃を向けられても皇太子は全く怯まず、男をあげました。「ケニアで象に向かってこられた方がよほど恐かった」そうです。

 共和国への移行問題については「それはオーストラリアが決める事」としながらも、「こういう議論が出てくるのは国が成熟した証拠」と、肯定的とも思える発言をしました。 また他のラジオ番組で取上げていましたが、イギリスの自分の農場で有機農法を実施し、利益をあげているそうです。上がった利益はチャリティーに使っているそうです。

 感想としては、評判よりは余程まともな人間だった、という事です。