カンガルー島は南オーストラリア州アデレードの近くにあります。自然が残されている事で有名な所ですが、日本発のツアー等では取上げられていないので知らない人が多いと思います。
メルボルンから夜行バスでアデレードへ行って島で2泊。また夜行バスで帰ってくると言うスケジュールで、3月最後の週末に出かけました。アデレードからカンガルー島への格安ツアーをあらかじめ申込んでおいて、宿泊はユース・ホステルでした。
カンガルー島での初日は nature walk と言うのに参加を申込みました。ガイドが付く自然観察会みたいなものです。ところが、所定の人数が集まらず、中止になってしまいました。それでホステルの人に場所だけ聞いて、やはり中止になったラクダ乗りに申込んでいた日本人の女の子とポクポク歩いて行ってみました。薮の中の道を歩いていくとワラビーがたくさんいます。さらに海辺ではペンギンの巣を片っ端から覗いて、海に出かけないでいるのを2羽見つけました。人のいない小さな砂浜もありました。
翌日は一日バス・ツアーです。鍾乳洞や海岸の奇岩、なぜか内陸にある砂丘、奇麗なビーチ等を周りました。しかし何と言ってもハイライトはシール・ベイ自然保護公園です。ここには野生のオーストラリア・アシカが群れをなして日向ぼっこしています。アシカは1000頭ほどいるとか。それを5m位の距離で見る事ができます。フイリップ島のペンギンも面白いですが、ここのアシカも動物好きにとっては見逃せない所です。